一人暮らしのシニアにとって、終活は「人生の終わりの準備」だけではありません。これからの暮らしを安心して過ごすための大切な準備でもあります。
私自身、父は私が小さい時に亡くなりましたが、50歳の時母を見送って、それから5年後に一つ年下の夫が突然くも膜下出血で亡くなり子供もいないので、これからの残りの人生を考え今真剣に終活に取り組んでいます。
元気なうちに少しずつ終活に取り組んでおけば、自分自身もご家族も安心できると思います。今回は、一人暮らしのシニアが終活で準備しておきたいことをわかりやすく紹介します。
1. エンディングノートを書いておく
終活の第一歩としておすすめなのがエンディングノートです。
- 緊急連絡先
- 持病や服用中の薬
- 銀行口座や保険の情報
- 葬儀やお墓の希望
- 家族へのメッセージ

などを書き残しておくことで、万が一のときに家族が困らずに済みます。
完璧に書こうとせず、わかる範囲から少しずつ記入していきましょう。
そして1年ごとで良いので(自分の誕生日の日がわかりやすいし、忘れず見直せそうです)見直し、付け加えたり訂正したりするとよいでしょう。
2. 生前整理を始める
長年暮らしていると、家の中にはたくさんの物が増えていきます。
捨てようと思っても、なかなか踏ん切りがつかない品々ばかりですよね。
「いつか使うかもしれない」と残している物も、本当に必要か見直してみましょう。
生前整理には次のようなメリットがあります。
- 家の中が安全になる
- 転倒事故を防げる
- 家族の負担を減らせる
- 引っ越しや施設入居がスムーズになる
特に一人暮らしの場合は、早めの整理がおすすめです。
整理も捨てるだけでなく欲しい人がいたらあげたり、リサイクルショップに売りに行くのも良いですよ。捨てる罪悪感が少しの金銭の喜びに変わったりもします。

フリマで売れたりすると、ちょっと嬉しくなったりして次何を売ろうって部屋の中を探し回ったりしてしまいます。😆
余談ですが、ネットのフリマって本当に凄い発信力です。
大昔前に使っていた参考書や、壁にただ何となく飾っていたオブジェ、買ってはみたものの飽きてしまって気に入らなくなったラグ、こんな物誰も買わないだろうと思っていた物まで、すぐに売れてしまいます。売れた物を宅配便に持って行って帰って見たら又、他の商品が売れてて、すぐに宅配便に走って行ったなんてこと、しょっちゅうでした。
自分がいらない物でも他の方が必要としてくれているのが、なんだか嬉しいんです。
こんな経験も楽しんで終活しています。
3. 財産や契約内容を整理する
銀行口座や保険、スマホ契約、インターネット契約などを一覧にまとめておきましょう。
家族が把握していない契約があると、解約や手続きに時間がかかることがあります。それが結構手間暇かかって面倒で昔と違って株なんかも紙ではなく、PC上での確認になりますし銀行の通帳も廃止になったりしているので、調べにくい環境になりつつあります。
ノートやファイルに書き出しておくと安心です。
私も最近は、生命保険や家賃などを一つのクレジットカードにまとめて、そこから引き落としできるように変更しました。今までは3枚くらいのクレジットカードを使っていましたが、家計簿をつける時にあちこち調べて記入するよりクレカ1枚で食費から光熱費他、全て一目でわかるので楽です。ポイントもその分たくさん溜まります。
「ペットのことも考えておく」
長年一緒に暮らしてきたペットも、大切な家族の一員です。もしもの時に慌てないように、どこに相談するかを決めておくと安心です。
たとえば「おみおくりペット火葬」のような訪問型のペット火葬サービスなら、自宅や思い出の場所で静かにお見送りができます。最期のお別れをゆっくりと過ごしたい方に向いたサービスです。
4. 健康管理の体制を整える
健康は終活の大切なテーマです。
- かかりつけ医を決める
- お薬手帳を管理する
- 健康診断を受ける
- 緊急連絡先を登録する

など、日頃から準備しておくと安心です。
健康診断のデータなどは毎年保管して1年ごとに比較してみるのも良いと思います。
5. 見守りサービスを検討する
一人暮らしでは、急な体調不良や転倒が心配です。
自分の体験ですが58歳の時、慌てて立ち上がった時滑って右肩を複雑骨折してしまいました。家の中だからと気が抜けてたのかも知れません。1ヶ月間入院を余儀なくされて辛かったです。
入院生活はストレス溜まりまくります!
還暦すぎると、何が起こってもおかしくないです!そんな不安を少しでも解消できるように最近では見守りサービスが充実しております。調べてみたら非常時に駆けつけてくれたり、カメラで安否確認をしてもらえたり様々な見守りサービスがあり、自分だけでなく離れて暮らす家族も安心できます。
私が住んでいるマンションにはセコムの緊急ボタンが部屋に設置されているので、とりあえず安心しています。
安否確認や緊急通報機能など、これからいろいろ発信していくので自分に合ったものを選んで、少しでもストレスのない毎日を送れるように頑張りましょう!
→ 関連記事:「シニア向け見守りサービスの種類と選び方」
6. キャッシュレス決済に慣れておく
終活というと身の回りの整理ばかりを考えがちですが、生活を便利にする準備も大切です。
キャッシュレス決済を利用すると、
- 支払いが簡単
- 現金を持ち歩く必要が少ない
- 利用履歴を確認できる

などのメリットがあります。
最近では、自分のお金を引き出すのにも手数料というものがかかります。チリも積もれば山で1回200円とか、支払わなくてはいけないのは辛いですよね。
その点キャッシュレスにすると、手持ちのお金が無くても支払いが出来るし、ポイントも付きます。貯まったポイントでまた楽しくお買い物もできるんです。
そしてレジで自分の後ろに長蛇の列のお客さんを気にしながら、小銭を探さなくて良い!
お財布も小銭でパンパンに膨らむこともありませんし、後で請求が来た時に家計簿のつけ忘れも無くなります。こんな便利なサービスを使わない手はないですよ。
最初は怖々でも無理のない範囲で少しずつ慣れていくと良いでしょう。
でも緊急時の事も考えて(地震など)自宅にはある程度の千円札と小銭を一万円分くらいは用意しておいた方が良いと思います。
地震の時などはクレジットカードも停電などで使えない場合もありますし、現金でもお釣りがないように配慮した方が、良いですよね。
そんな状況にならないことを心から願います!
→ 関連記事:「シニア向けキャッシュレス決済の始めかたl初心者でも安心の使い方を解説」
7. 家族と話し合っておく
終活は一人で進めるものではありません。
- 将来の介護
- 葬儀の希望
- 財産管理
- 緊急時の対応

などについて家族と話しておくことで、お互いに安心できます。
元気なうちだからこそ、冷静に話し合うことができます。
関連記事:「生前整理は60代から!これからの人生を軽やかに楽しむコツ」
生前整理で困ったら専門業者を利用する方法も
「物が多すぎて片付けられない」
「遠方の実家を整理したい」
「一人では作業が難しい」
そんな場合は、生前整理や遺品整理の専門業者に相談する方法があります。
専門スタッフが整理や不用品の片付けをサポートしてくれるため、体力的な負担を大きく減らせます。
特に高齢になってからの大規模な片付けは無理をせず、プロの力を借りることも大切です。

まだ夫が元気だった頃、夫の実家の片付けをさせられて、義母が何でも取っておく性格の人だったので、とにかく物が多くて片付けるのに一苦労だった思い出があります。それもまだ若かったからできたのだと思いました。
でも今の時代便利なサービスが増えましたね!
自分一人で何でもかんでも頑張ろうとせず、猫の手やら人のサービスやら利用してみるのもいいかもしれませんよ!
まとめ
一人暮らしのシニアが終活で準備しておきたいことは、エンディングノートの作成、生前整理、健康管理、見守りサービスの活用などさまざまです。
終活は不安になるための活動ではなく、これからの人生を安心して過ごすための準備です。
できることから少しずつ始めて、安心できる暮らしを整えていきましょう。
そして毎日を楽しく長生きしましょうね!

